2/19(金)
野菜全体の3分の2が、冷凍した野菜の方が生の野菜よりもビタミンCや抗酸化物質の含有量が高いんですって! ヘェ~?
①ブロッコリー
ビタミンCが豊富といわれる食材、ブロッコリー。
ブロッコリーに含まれるビタミンCは、そのままで保存しておくと約1週間で半減してしまいますが、短時間加熱してから冷凍保存すると9割以上が残ると言われています。
更に、生と比べて肌を酸化から守ってくれるルテインや、ビタミンAの助けにもなるβカロテンは約4倍にも跳ね上がるというから驚きです。
小房に分け、塩を入れた熱湯で栄養が逃げないようにさっと30秒程度茹でて、水気を拭き取ってジップロック等に入れて急速冷凍しましょう。
②にんじん
実はにんじんも冷凍することによって、生の状態よりルテインが3倍、βカロテンが2倍、ビタミンCとポリフェノールも増えるんだそう!
そのまま冷凍してしまうと調理する時に不便なので、使いたい時の形を考えて切ってから冷凍するのがおすすめです。
スライスや細切り、短冊切りにしたものであればそのままバットに並べて一気に冷凍を。
カレーや煮物などに使用するために大きめにカットしたものは、さっと固めに茹でてから冷凍した方が食感を損なわず美味しく頂くことが出来る食材です。
③小松菜
ビタミン、カルシウム、カリウム、鉄など栄養たっぷりの小松菜。
特にビタミンB2の量は野菜の中でもトップクラスの食材で、カルシウムの量はなんとほうれん草の5倍と言われています。
そんな小松菜も冷凍保存することでビタミンCが増え、美味しさもUPするんです!
水洗いして水分をしっかりふき取り、食べやすい長さに切ってジップロック等の保存袋に入れ、空気をしっかり抜いてから冷凍庫へ入れましょう。
使う時は保存袋のまま流水で解凍し、加熱調理に使う場合は凍ったまま使用してください。
④ブルーベリー
ブルーベリーも生に比べて冷凍した方が栄養素がUPします。
冷凍保存することによりブルーベリーの果皮の細胞が壊れ、美肌に効果的な強い抗酸化力を持つアントシアニンを効果的に摂取できる食材なんです。
他にもビタミンCやポリフェノール等の含有率も高くなるという結果が出ているそう。
夏はアイス感覚でそのままつまんでも美味しいですし、ヨーグルトやお菓子のトッピングにもぴったり。
冷凍庫にストックしておくと色々と活用できます。
常温や冷蔵庫で保存しておくと、すぐしなびてしまったりダメにしてしまっていた食材。
冷凍してもおいしさはそのままに、栄養価はさらにアップしてくれるなんて嬉しいですよね!